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2023.01.13

冬の寒い時期の健康リスクと訪問看護の役割

新年明けましておめでとうございます。
寒さが本格的になってまいりました。気温も湿度も低くなる冬は、ご高齢者の身体に様々な影響を及ぼす可能性があります。
●感染症冬の寒さが体温を下げ、免疫力の低下を招きます。ご高齢者や基礎疾患のある方は新型コロナ、インフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。
●腰、肩、膝の関節痛寒さにより体がこわばると、血液の循環が悪くなり血行不良を引き起こします。関節痛のため、運動を更に控える方もおられます。
●ヒートショックヒートショックとは、急激な気温差によって血圧が変動し、心筋梗塞や脳梗塞などを起こす現象です。厚生労働省の「人口動態調査」によると、令和2年の「家及び居住施設の浴槽における死亡者数」は4,724人で、「交通事故」による死亡者数の2倍以上発生しています。

 介護施設では温度管理が行いやすいですが、在宅で生活されるご高齢者が、常に管理された環境に整えることは難しいと思われます。このようなご高齢者の健康管理を行うためにも訪問看護、訪問リハビリの役割は重要であす。訪問看護と訪問リハビリは連携を行い、血圧・体温・脈拍等のバイタル確認、スキンケア状態、お部屋の温度管理、入浴介助、心身機能の維持・向上、ご家族様へのアドバイス・相談も行います。一緒に冬を乗り切りましょう。訪問看護・訪問リハビリについてご不明な点等ありましたらお気軽にお問い合わせください。
文筆 元泉

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