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お知らせ
訪問看護への想い
2023.01.27

『終末期の訪問看護について』

昨今在宅で最期を迎えることを望むご利用者様・ご家族様が増えており、加えてコロナ環境では、病院での面会も制限されているため、ご家族様と常に一緒に過ごすことや、最期の時を共に過ごすことが難しい現状となっています。

訪問診療や訪問看護などの医療サービスや、訪問介護・訪問入浴等の介護サービス等を利用し、自宅で最期までご利用者様・ご家族様が望む生活を最大限サポートできるよう医療・福祉のチームの一員として訪問看護の利用が増えてきています。
ココアでも終末期医療を取り入れたケア提供を実施しています。

依頼先は病院でのケースワーカーや介護保険支援専門員、訪問診療されているクリニックからの依頼と多岐にわたります。予後短い方であれば翌日から訪問開始するケースもあります。

ご利用者様・ご家族様のニーズを訪問する時にお伺いし、また、関わる多職種と連携をしてその方の望む最期が迎えられるように支援しています。
ケア内容は保清支援や排泄管理、内服サポート等、輸液管理や麻薬管理等多岐にわたります。さらに、ご利用者様・ご家族様の精神的・心理的ケアにも介入し、寄り添う看護の実践をしています。

病状の進行や急激な状態の変化に戸惑いを感じるご利用者様やご家族様がほとんどです。ココアではココア独自で作成した「看取りのハンドブック」をお渡しし、残された時間を少しでも心にゆとりをもって有意義に過ごせるように支援しています。

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ご利用者様やご家族様の状況に応じ毎日の訪問を実施することや1日に2回訪問すること、24時間の緊急対応も実施し在宅での安心を提供することが訪問看護の役割であると考えています。
 また最期を迎えられたご利用者様へご家族様とエンゼルケアを一緒に提供することでご家族様が故人を想う時間が得られることも在宅ならではでないでしょうか。
(エンゼルケアはご家族様の希望に合わせ実施しています。)
 
ご利用者様・ご家族様の望む生活を最大限サポートできることが看護師やりがいであり、またお看取りに立ち会うことでたくさんの学びを得る機会になります。

終末期医療や在宅での看取り看護に興味のある方はぜひココアまでお問い合わせください。

文責:箕面事業所 看護主任 田邉

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