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お知らせ
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2023.06.06

梅雨の健康管理を訪問看護でサポートします。

梅雨の時期に入りました。アジサイも咲き始め、雨の日でも心が和みます。この時期は熱中症をはじめとしたトラブルに見舞われやすくなります。梅雨の合間の急に暑くなった日には、まだ体が暑さに慣れておらす、体温調節がうまく機能しません。熱中症で救急搬送される人のうち、半数は65歳以上の高齢者です。

【熱中症とは】
熱中症とは体が暑い環境に適応できずに体調を崩してしまうことです。
体内の水分、塩分バランスが崩れると体温調節機能が働かなくなり、体温の異常な上昇、めまい、けいれん、頭痛など様々な症状が現れます。

熱中症を疑った場合は、なるばく早く体温を下げることが大切です。エアコンの効いた部屋に移動させ、脇の下、首筋、足の付け根にある太い血管を冷やし、病院を受診しましょう。

自宅で発症することが多い高齢者の熱中症対策のポイントをまとめました。
①各部屋に温度計・湿度計を置く
部屋の階や日当たりによって室温は変わります。室温は28℃以下、湿度は50~
60%程度に保ちます。

②エアコンの設定を確認する。
訪問先で独居の高齢者の方は、この時期はまだ暖房に設定されたままの場合が多いです。操作方法が分からない方も多いので、訪問時に確認し、出来るだけ使用するよう説明しています。
 
③こまめな水分・塩分の補給
体の水分バランスを保つためには、1日に1,000~1,500mlの水分補給が必要といわれています。水分と塩分が適量に配合された経口補水液をとることで、汗をかくことでうしなわれる塩分も併せて摂取できます。梅干し、塩昆布、味噌汁などからも塩分を補給することができます。

熱中症リスクを減らすためにも、訪問看護・リハビリの機会を上手く活用してみてはどうでしょうか。ご家族、ケアマネージャー、多職種と連携を図り、訪問時の役割を決めて介入させていただきます。ご不明な点等ありましたら、お気軽にお問い合わせください。

文責:元泉

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