「国循看護地域連携学習会」に参加してきました。
先日、国立循環器病研究センターで開催された「第16回 国循看護地域連携学習会」に講師として参加してきました。
テーマは、『摂食嚥下機能低下のある方への援助
~病院施設と地域をつなぐ、効果的な援助方法および栄養について考える〜』。
私からは「訪問リハビリにおける嚥下障害がある方への介入」という内容でお話をさせて頂きました。
退院後のご自宅での生活の様子を病院にフィードバックし、双方で情報を活用できるような相互的な関わりの重要性、必要時に短期入院で嚥下造影検査を受けられるようなシステムの構築など、より安全に在宅分野で嚥下障害と向き合えるかたちが作れないかと思い、お話させて頂きました。
講演されたのは、脳神経内科医師、摂食嚥下障害看護認定看護師、管理栄養士、言語聴覚士の私を含めた4名の方々でした。
それぞれの立場からの講演、皆様興味深い演題ばかりでとても勉強になりました。
質疑応答コーナーでは、地域の医療・福祉・介護職の方々から色々とご質問を頂きました。
悩んでいる点や、改善していきたい点など、自分が課題と思っている部分と同じことを考えていらっしゃる方も多くて、色々と意見交換ができとても有意義な時間でした。
専門職の方だけではなく、一般の方にも嚥下について知って頂ける時間になっていますと幸いです。
ココアの訪問看護・訪問リハビリにおいては、様々な医療機関、福祉機関、地域機関、多様な専門職と連携して、ご利用者様に安心してサービスをご利用頂ける体制を整えています。
嚥下(食べること)についてだけではなく、その他日常生活のなかでお困りのことがございましたら、お気軽にココアまでお問合せ下さい。
文責:言語聴覚士 脇阪