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ココアスタッフの働き方
2025.11.25

言語聴覚士のお仕事ー訪問看護での役割

朝夕の冷え込みに、秋の深まりを感じる季節になりました。

京都の紅葉もまもなく見頃を迎え、街が一年でいちばん美しく色づく頃です。

大阪では12月上旬、京都では12月中旬ごろが見頃とのこと。

嵯峨野トロッコ列車や箕面大滝、大阪城公園の紅葉もおすすめです。

ぜひ秋の彩りを感じに出かけてみてください。

さて今回は、言語聴覚士(ST)のお仕事と、訪問看護におけるその役割についてご紹介いたします。

ご自宅で「話す」「聞く」「食べる」といった大切な機能を支えるSTの活動を、少しでも身近に感じていただければ幸いです。

一人ひとりの声に耳を傾け、その人らしい毎日を一緒に育てていきたい。

言葉や食べる力は、生きる力そのものです。

言語聴覚士は、ご自宅での暮らしに寄り添いながら、日々の「伝える」「味わう」「笑う」を取り戻すお手伝いをします。

“ことば”と“食べる力”で、その人らしい暮らしを支える。

言語聴覚士が、ご自宅での「生きる力」を取り戻すお手伝いをします。

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【言語聴覚士(ST)の仕事と訪問での役割】

・言葉と「食べる力」を支える専門職

言語聴覚士(Speech Therapist:ST)は、「話す」「聞く」「食べる」といった日常生活に欠かせない機能を支えるリハビリ専門職です。

脳梗塞や神経疾患の後遺症、加齢などにより「言葉が出にくい」「飲み込みづらい」といった困りごとをお持ちの方に、ご自宅でのリハビリを行います。

・ご自宅で行うSTリハビリ
訪問では、実際の生活環境の中で訓練や評価を行えるのが大きな特徴です。

たとえば…
・食事中にむせてしまう方への嚥下(えんげ)訓練や食形態の調整
・声が出にくい方・言葉が詰まる方への発声・構音訓練
・会話がスムーズになるようなコミュニケーション支援
・ご家族への介助方法・見守りの工夫のアドバイス

「また家族と笑って食卓を囲みたい」「自分の言葉で気持ちを伝えたい」――
そんな想いを大切に、生活に寄り添ったリハビリを行っています。

・チームで支える訪問看護

言語聴覚士は、看護師・理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・ケアマネジャーと連携しながら、ご利用者様の“生活全体”を支えます。

単に訓練をするだけでなく、チームで情報共有し、「食べる」「話す」「動く」すべてをつなぐ存在として関わっています。

・働く仲間として

訪問リハビリのST業務は、病院勤務とは違い、生活の中で成果を実感できる仕事です。

「目の前の人の“できた”を一緒に喜べる」――それが訪問のやりがいです。

チームで支え合いながら、STとしての専門性を存分に発揮できる環境があります。

・おわりに

言葉や食事に関するお悩み、リハビリへのご相談、また訪問での連携・支援について関心をお持ちの方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

私たちは、ご利用者さまやご家族、医療・介護関係者、そしてこれからこの仕事を志す方々とともに、“ことば”と“食べる力”を通して、その人らしい暮らしを支えることを大切にしています。

一人ひとりの「生きる力」に寄り添いながら、これからも地域の皆さまの笑顔と安心を支えてまいります。

文責:浦部

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