ご利用者様が『住み慣れた家庭で最期まで安心した生活を送る』ためには、ケアマネジャーの役割は必要不可欠です。また訪問看護ステーションと居宅支援事業所とが密に連携を取ることにより、より質の高いサービスの提供を叶えることができます。
しかし在宅ではケアマネジャー不足が問題視されており、年々高齢者数は増え続けていますが、2018年以降、ケアマネジャーの従事者数は全く増えていないのが現状です。
2024年4月の介護報酬改定では、ケアマネの担当利用者数の上限が10%以上増えました。従事者数が増えないため、担当利用者数を増やすという対策がなされたのです。
ケアマネ従事者が増えないのには明確な理由があります。責任が重く、仕事量が多いにもかかわらず、低い給与形態であることが挙げられます。
私はこの問題を真摯に受け止め、ケアマネ不足の解決に向け、ケアマネジャーが働きたくなるような給与形態と働き方を提案していきたいと思います。