アイコン

NEWS

お知らせ
訪問看護への想い
2022.10.27

訪問看護ステーションココアでは【主治医】と【他事業所】との【連携】を大切にしています

●はじめに
訪問看護とは、看護師などが居宅を訪問して、主治医の指示や連携により行う看護(療養上の世話または必要な診療の補助)です。病気や障害あっても、医療機器を使用しながらでも、居宅で最期まで暮らせるように多職種と協働しながら療養生活を支援します。
そのため、在宅療養を支えるためには多職種との連携がかかせません。

●一般的に、ここでいう連携とは、サービス担当者会議での情報共有、目標、ケアの方向性を統一するためにも、基本的には必ず参加、もしくは照会にて意見提出をします。

●ココアでも、主治医との連携に力を入れています。
通常の訪問時の変化はもとより、定期訪問についてもこまめな報告を実施しています。
ご利用者様の情報を専用アプリを使用し、スタッフ間で共有し、指示医療機関ごとに、通常報告、緊急報告方法も記載されています。その方法は、電話、FAX、SNS、アプリと多岐にわたっています。最近では、SNSやアプリでの双方向でのやり取りが増加傾向で、相手の時間を気にせず、指示を仰ぐことが出来、連携がしやすくなっています。

●定期往診や初回往診、退院時往診の同席、外来受診の同席も、必要に応じ可能な限り実施しています。もし、同席が難しくても、事前に状態報告、相談内容をSNS、アプリ、FAX、直接の電話でもさせていただくことで、診療時にスムーズにご高診頂けるようにしています。

●ケアマネージャーを中心としつつ、ご利用者様に関わる他の事業所(薬局、デイサービス、ショートステイ、ヘルパー、福祉用具など)との連携も大切にしています。
知りえた情報を、個人情報使用同意に基づき、共有しております。医療と介護の橋渡しの役割りを担うべく、努めております。
点での介入ではなく線としてまた、広く面での介入の継続を図っています。

●ココアでは、看護に関し、ご利用者様ごとの担当制ではありません。主たる受け持ち担当者はおりますが、訪問は全ての看護師が行います。そのため、スタッフ間での、ディスカッションも活発です。主治医、他事業所との連携の前に、訪問する全てのスタッフが情報を共有することで、ご利用者様を取り巻く全てのサービスとの連携がスムーズなのです。

●おわりに
コロナ禍の現在、サービス担当者会議や退院前カンファレンスなど開催が難しい状況が続いています。ココアでは、これからもSNSやアプリなどを活用し、密な連携を図り、利用者様を中心とした訪問看護の役割を果たしてまいります。

文責:箕面事業所 管理者 林

イメージ