医療従事者に対する新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況について
先日、河野太郎行政改革担当相が7月27日の記者会見で、医療従事者(567万人)向けの新型コロナウイルスワクチン接種が完了したと発表しました。兵庫県で接種したのは約20万6千人であり、28日までに接種完了したと発表され、全国で最も遅い完了でした。
ココアでも、5月上旬より順次希望者に対して新型コロナウイルスワクチン1回目の接種が開始となり、7月末には接種希望者のほぼ全員が2回目までの接種を終えることができました。
〇副作用や勤務の考慮について
私自身は、新型コロナウイルスワクチン1回目を6月中旬、2回目を7月上旬に接種しました。30代など若い年代では副作用が起こりやすいと言われていますが、1回目接種翌日に腕の筋肉痛様の軽い痛みが出現したものと比較して、2回目接種後には微熱や頭痛・倦怠感・強い腕の痛みがあり、当日の夜と翌日に痛み止めを服用して対応しました。
ココアでは新型コロナウイルスワクチン接種予定の職員に対して、接種翌日を休日の設定にさせてくれていた為、私自身も接種の翌日は体を休めて、2日後から仕事に従事することができました。
〇今後の感染対策について
ファイザー社製新型コロナウイルスワクチンの有効性として、日本のデータとしては国立感染症研究所が5月10日に第一報を公表しました。新型コロナウイルスワクチン接種を行った110万人の医療従事者において2回目接種の1週間後以降では、感染や発症に対して86%の効果があったとしています。
引き続き、ココアでは訪問時の手洗い・マスク・ゴーグルや必要に応じてフェースシールド着用を継続し、安全に訪問業務が行えるように対策を続けていきたいと考えています。
【具体的に取り組んでいる感染対策内容】
・事務所利用時は事前予約制(30分)とし、事務所に入室できる人数を制限することで職員同士のソーシャルディスタンスを保ち、可能な限り職員が密に集まらない様にしている。(事務所入室時にも基本マスク・ゴーグル着用)
・関係者との会議、情報共有にあたっては電話会議や共有アプリの導入によりコミュニケーションの円滑化を図っている。
・可能な限り空き時間は在宅でのパソコン業務や車内にて待機を行うなど、テレワーク(在宅勤務)の活用促進をしている。
・ご利用者様宅への訪問時には、訓練前後での手洗いの励行・マスク・ゴーグル・必要に応じてフェースシールドを着用。
・従業員におけるマスク着用をはじめとした咳エチケットの実施。飛沫による感染の防止。
・防護メガネの着用による角膜からの感染防止。
・入退室時の手洗い・手指消毒の徹底(ハンドソープとアルコール消毒スプレーの持参)
・事務所内の朝礼・研修会等は中止。従業員が集まらない様にし、濃厚接触者を一切無くす。
・全スタッフが直行直帰を行い、事務所に立ち寄らない様にする。
・スタッフ間の情報共有について、電話やメールを使用し対面で行わない様にする。
・公共交通機関を利用しての通勤者に対して、社用車を貸出、公共交通機関を利用しないで出勤できるようにする。
・事務所内の定期的な空気換気と徹底したアルコール消毒を行う。
・従業員およびその家族は、出勤前に検温する。37.5度以上ある場合は休業措置とする。
・感冒様症状等により、感染が疑われる職員がでた場合は休業措置とする。
・新型コロナウイルス感染者との接触があった従業員は一定期間の休業措置をとる。
・日本政府、厚生労働省からの最新かつ正確な情報を収集し、対応を協議し、周知・徹底させる。
文責:西田