身体にも心にも寄り添う看護を届けるために。
社内や外部との関係性も積極的に築いていきたい。

Y・Y
宝塚事業所
Y・Yさん 管理者/看護師 2019年入社

看護学校卒業後は、社会福祉協議会、救急外来のほか、へき地医療にも携わる。社会福祉協議会ではケアマネジャーの資格も取得。2019年にココアへ入社後、約3ヵ月で宝塚事業所の管理者へ昇進。寄り添う看護の実現に向けて、スタッフをはじめ外部の事業所との密な連携も大切にしている。

ココアの特徴は何だと思いますか?
  • 01

    セラピストが上長だから、
    看護師だけの意見に
    偏らない

  • 02

    抱える不安を
    みんなで解消してくれる

  • 03

    ゼロからプロの
    訪問看護師へ
    成長できる

INTERVIEW

インタビュー

  • 人物イメージ
    01

    地域で支える訪問看護であるから、外部への積極的な意見の発信も欠かせません。

    宝塚事業所では、寄り添う看護をスローガンに掲げ在宅医療を提供しています。その中でも特に力を入れているのが、関係各所との密な連携です。訪問看護は、ご利用者様やご家族様をはじめ、主治医、ケアマネジャー、地域医療連携室の方々、ヘルパー、デイサービスのスタッフなど、私たち看護師以外にも多くの方々が携わり成り立っています。だからこそ、日ごろからの連携は欠かせず、ご利用者様に少しでも変わった様子が見られれば必ず報告をいたしますし、ケアマネジャーからは、ケアプランでのご相談をいただくこともあるのですが、看護師側からの意見を挙げてご提案をするなど、積極的に関わり合いも持つようにしています。とはいえ、相手が主治医となると二の足を踏む人がいるのも事実です。私自身、看護師側の想いを伝えることにまったく迷いがない訳ではありません。ですが、支援内容をより充実したものにするためにも、できる限り自身の考えを伝えるようにするほか、地域医療連携室を介してなど、直接的でなくても医師との連携も十分に図るようスタッフへ促しています。そして、ご指示いただいたことを各所にも浸透させられるような連携を継続させることで、ココアをご利用いただくすべての方の生活を、地域一体となって支えられる関係性を築き上げたいと思っています。

  • 人物イメージ
    02

    必要なのは経験やキャリアじゃない。“不安”を持つ人ほど、訪問看護では活躍できます。

    訪問看護では、一人ひとりと向き合う時間をいただけるからこそ、日々、個々にコミュニケーションを重ねることや相手の想いにじっくりと耳を傾けられる喜びをかみしめています。また、ご利用者様自身は何ができるのか、ご家族様はどうしたいのかを模索しながらになりますが、ココアが介入することで、ご家族様の介護負担軽減や介護力を高めることに貢献できているのではないかと感じることも、やりがいのひとつです。徐々に関係性を深めていきながら、ご自宅での暮らしを継続するお手伝いができる楽しさも味わっていただけると思います。求める人物としては、訪問看護に対して興味はあるが、不安もある方こそ入社していただきたいです。医師がそばにいるわけでもなく、ナースコールを押せば誰かがきてくれる環境でないからこそ、事前の準備を入念に行えたり、この場合はどうするべきかといったあらゆる想定もでき、より丁寧な関わり合いを意識できるようになるからです。もちろん、不安を解消するためのサポートは惜しみません。プリセプター制度やオンコール研修などの教育体制に加え、スタッフ間での情報共有の場も多数設けています。一人で悩みを抱えることは決してさせませんので安心してください。

QUESTION

先輩に質問

  • 訪問看護へ進もうと思ったきっかけは?

    学生時代から、治療だけでなく生活にも焦点を当てた在宅医療に興味を感じていたからです。障がい者の方や高齢者の方の在宅看護を行う社会福祉協議会、ケアマネジャーとして在籍していた居宅介護支援事業での勤務、病棟での救急外来、へき地医療での看護といった数々の経験は、今の訪問看護へたどりつくためのステップであったと考えています。

  • ココアへ入社した決め手は何ですか?

    理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などの、いわゆる「セラピスト」が多く在籍していたことです。看護師だけの意見に偏らない、幅広い視点からの看護ができると思ったことが、一番の決め手になりました。

  • 管理者として心がけていることを教えてください。

    スタッフの想いや意見をくみ取ることです。管理者という立場から相談を受ける機会も少なくありません。積極的に相手の声を聞き、場合によっては会議の議題へあげるほか、上長へ掛け合うなどして、一人ひとりの不安や悩みを解消できる環境づくりを心がけています。

背景イメージ
ONE DAY

一日の流れ

  • 9:00
    1件目ご訪問
    自宅からご利用者様のお宅へ直行し、血糖値の測定をはじめ、インスリンの自己注射、食事の摂取状況等を確認します。
  • 11:30
    事務作業
    事務所へ戻り、ご訪問したご利用者様の状態を主治医へ報告するほか、看護師の勤務調整、新しいご利用者様の契約書類の準備、ご家族様や介護施設への連絡等を行います。
  • 12:30
    休憩
    午後からの業務に向けて、リフレッシュします。
  • 13:30
    ご訪問の準備
    午後からの訪問準備を行い、事務所を後にします。
  • 14:00
    2件目ご訪問
    状態観察を中心に、リハビリスタッフの都合がつかない場合は、緩和ケアとして肩甲骨などのリラクゼーションも行います。
  • 15:00
    3件目ご訪問
    看護師2名で認知症専門のグループホームを訪問。医師からの指示に基づき、食事が取れない方の水分補給や栄養補給のための点滴などを行います。
  • 16:00
    事務作業・打ち合わせ
    主治医へ2件目と3件目のご訪問に関するご報告を行うほか、同行した看護師と今後のケアの方向性についてのすり合わせを行います。
  • 17:00
    スタッフとの面談
    事務所にいるスタッフと面談を行い、業務の中で抱える不安や悩みを共有します。
  • 18:00
    退勤
    すべての業務が終わり次第、定時で退勤です。お疲れさまでした!
取材日:2022年2月