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1対1でご利用者様と向き合うから、言葉選びも慎重に。自信を持った返答で確かな安心を届けたい。
入社後はプリセプターと訪問先へ同行し、1日の流れを把握することからスタート。その後は在宅ケアにおける注意点、イレギュラーが起こったときの対応方法、記録の書き方など、一つひとつ丁寧に教えていただきました。現在は、状態観察や入浴介助といった一通りの業務をこなせるようになったものの、最初は扱う医療器具が病院と異なることや、ご自宅の場合、安定感のない場所で点滴を入れることも少なくなかったため、戸惑いを覚えたこともありました。それに、今までは先輩へすぐにアドバイスを求められていたものが、自身の考えで発言しなければならない場面も多くなり、今まで以上に発する言葉の重みや責任感を感じるようになったのです。だからこそ、ご質問を受けたことに対し、安易に答えを出さず、正しい情報なのか、エビデンスはどうであるのかなどを吟味したうえで、お声かけをするようにしています。その中でも特に心がけているのが、挨拶と笑顔です。ご利用者様やご家族様にとって、私たちはご自宅へ招き入れる存在。ご家族や友人等と比べると関係性は深くないものの、生活に1歩踏み込む立場でもあるので、基本的な挨拶や笑顔は欠かせません。加えて、当社の教えである接遇も大切にしながら、少しずつ信頼関係を積み重ねたいと思っています。